院長のご挨拶

大和市立病院 院長 五十嵐俊久

 昭和30年に大和町国民健康保険直営病院として開設以来、本院は地域の基幹病院として市民の皆様の健康の維持・増進を図り、地域の発展に貢献してまいりました。日進月歩の医療水準や医療・介護を取り巻く環境の変化に対応するために、診療科増設、地域医療連携室・医療安全管理室・外来化学療法室の設置、新生児集中治療室(NICU)増床、救急棟増築、専門・認定看護師の専従配置、職員定数増など様々な取り組みを行ってきました。最近では、増大する需要に応えるべく、手術室、磁気共鳴画像診断装置(MRI)、外来診察室を増設することにより、手術、検査、診察をスムーズに行えるようにいたしました。
 「地域がん診療連携拠点病院」としては、手術療法、化学療法、放射線療法に積極的に取り組むことはもとより、緩和ケア研修会を開催するなど地域のがん診療の質の向上と連携協力体制の構築に尽力しております。さらに、がん相談支援センター、ピアサポート、社会保険労務士による就労相談、がんサロン、乳がん患者のおしゃべり会などを設けています(詳細は「地域がん診療連携拠点病院」のカテゴリーをご参照ください)。
 災害拠点病院としては、災害時の医療救護活動において中心的な役割を担うため、非常用発電機等の整備、医薬品、食糧、飲料水等の備蓄、患者受入訓練の実施など、日頃から、災害時に的確に対応できるよう準備を進めています。DMAT(災害派遣医療チーム)は積極的に国や県の総合訓練に参加するなど、県をはじめ関係諸機関との連携を強化しています。なお、広域医療搬送(被災地内では対応困難な重症患者の被災地外への搬送)に用いる救急車両を確保しました。
 また、県周産期救急医療システムの協力病院として広域的にその役割を果たすとともに、救急医療、小児医療、脳卒中、急性心筋梗塞等についても機能の充実・強化を進めています。
 平成29年4月からは、小児の救急対応を強化し、緊急性の高い2次救急患者の24時間365日の受け入れに加え、大和市地域医療センター休日夜間急患診療所が診療を行っていない時間帯の小児初期患者の受け入れを週4日から連日に拡充しました。なお、地域医療連携室を患者サポートセンターに改変し、患者さん・ご家族を支援する体制を充実・強化しました。

 最後になりますが、大和市は平成25年10月に超高齢社会に突入しました。今後さらに進む超高齢社会に対応できる体制の整備、病院機能のさらなる充実、医療安全対策・院内感染対策の強化、チーム医療の実践、プロフェッショナルとしての自己研鑚、マニュアル・ルールの見直し・遵守、「透明化」「見える化」の推進などを行っていくとともに、地域の基幹病院として良質かつ適切な医療サービスを提供していくことにより市民の皆様だけでなく医療従事者からも信頼され選ばれる病院を確立していく所存です。

平成29年6月

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