診療科紹介
- 放射線診断科業務としては主にCT、MRI、IVR、RI、消化管造影検査、骨塩定量、マンモグラフィ、吸引式乳房生検を行っております。
- CTに関しては320列および64列MDCTの2台を導入しています。320列(Aquilion One)に関しては1回転の撮影で心臓の検査が可能で、撮影時間を大幅に短縮できるため冠動脈の狭窄の有無を診断することが可能です。また他の臓器に関しても寝台を移動させることなく1つの臓器のボリュームデータの収集が可能で、画質向上、検査時間短縮、さらにAIDR3D技術による被曝低減などで多くの臨床的有用性があります。
- MRIに関しても2台体制となっており、多数の新技術を導入することにより脳動脈瘤の検査から脊椎神経根、胆嚢や関節領域なども精密な検査が可能です。認知症のVSRAD検査も施行しております。
- RI(核医学検査)に関しては、骨シンチ(bone navi解析含む)、ドーパミントランスポータシンチ、脳血流シンチ(統計解析含む)、唾液腺シンチ、甲状腺シンチ、副甲状腺シンチ、肺血流シンチ、動態腎シンチ(レノグラム)、副腎シンチ等、全般的に行っており、SPECT/CT装置を導入しているので、同時に撮影したCT画像とのRI画像の融合画像も作製しております。
- また近年乳がん検診の普及により、マンモグラフィでしか描出されない石灰化病変が増大傾向にあります。石灰化病変の確定診断を行うため当院ではステレオ下マンモトーム生検を行っております。
- 病診連携として大和市医師会の依頼により、CT、MRI、RI、骨塩定量の検査および読影を行っております。我々放射線診断科医師はこれらの最新の医療機器を駆使し、可能な限り疾患の本質に迫っていきたいと考えております。
スタッフ紹介
堀川 歩
職位
担当部長
卒年
平成元年
専門医資格等
日本医学放射線学会認定 放射線科専門医
日本医学放射線学会認定 放射線診断専門医・指導医
日本核医学会認定 核医学専門医・指導医
日本核医学会認定 PET核医学認定医
主な対象疾患
- CT、MRI、マンモグラフィ、IVR、消化管造影、RI、骨塩定量
- 吸引式乳房生検、CT下生検および膿瘍ドレナージ
最終更新日:2024年5月31日