看護部ブログ外来担当のMとNです。
今回は看護外来について紹介したいと思います。
「自身の家族のように尊重し、患者さんに寄り添う看護の探求をする」という、当院看護部のビジョンをもとに、外来では、患者さんが安心して診療や治療を受けられる環境づくりに努めています。
その中で2023年度から、患者さんが適切な医療や処置を継続するためのサポート体勢として『看護外来』の活動が始まりました。
≪看護外来とは?≫
看護外来とは、専門的な知識や技術をもつ看護師(専門看護師、認定看護師、診療看護師)が、患者さんやご家族の健康管理や療養生活についてアドバイスを行い、治療の選択や在宅療養を継続出来るようサポートする目的で行なっています。
主なサポート内容としては
・自宅で医療処置をされている方への療養支援
・自己注射や在宅酸素療法を行う方への指導
・医療機器の取り扱い方法の説明と療養指導
・腎代替療法に関する情報提供、意思決定支援
などです。
≪看護外来スタッフの想い≫
看護外来を担当するスタッフにインタビューを行いました。
「医療の視点に加えて、患者さんがどんな生活を営んでいるのか、その中でできる療養は何かを考え、患者さんとご家族と相談し、最善の方法を一緒に考えることを心がけています。」とのことでした。
昨今、医療現場では入院期間の短縮化が進んでおり、退院後の療養生活で不安や問題を抱えている患者さんが増えています。こうした状況に対応するため、今後も看護外来では、専門知識を持つ看護師が医師をはじめとした他職種と連携をとりながら、患者さんやご家族の不安や悩みに向き合い、解決に向けてサポートしていきたいと思っています。