栄養科は
管理栄養士6名(職員4名・会計年度任用職員2名)
調理師(職員6名・会計年度任用職員5名)
調理補助員(会計年度任用職員14名)
事務員(会計年度任用職員1名)
で運営しています。
治療の一環となる入院中の食事を、少しでも美味しく、安心・安全に提供できるよう努めています。また患者さんの早期回復・早期退院の一助となるよう栄養管理に努め、ご自宅でも継続して食事療法が出来るよう栄養相談を実施しています。
栄養相談のご案内
栄養相談は、管理栄養士が外来・入院で行っております。
相談は医師からの指示により実施しておりますが、患者さんのご希望で受けることもできますので、担当医師にお声かけ下さい。相談時間は指示内容により異なりますが、およそ30分~40分を予定しています。
1.個別相談
主に糖尿病、腎臓病、心臓疾患、炎症性腸疾患、消化器術後、膵炎、胆石・胆嚢炎などの治療食に関する栄養相談を実施しています。
また治療食以外にも、がんによる食欲低下、嚥下食、低栄養についてのご相談も承っております。
2.母親教室
月に2回行われる母親教室のうち1回管理栄養士も参加し、妊娠中の食事についてお話させていただいております。ご家族の方も是非ご参加ください。
入院中のお食事について
医師の指示により患者さんの病態に合せた治療食を提供しています。
入院中のお食事は、治療の一環でありながらも楽しんで召し上がっていただけるよう心がけております。
1.食事時間
朝食は8時、昼食は12時、夕食は18時以降に配膳いたします。
小児科病棟や消化器術後の患者さんの間食、その他、病態に応じた間食(10時・15時・夜食)を準備しております。
2.適温給食
料理に適した温度で食事を提供できるよう温冷配膳車を使用し、温かい煮物や焼物、冷たいサラダや果物など、おいしく召し上がっていただけるよう温度管理に努めています。
3.行事食
季節に合せた行事食や小児科のお誕生日食、出産後の祝い膳を実施しています。
旬の食材や行事にちなんだ食事をお楽しみください。
4.個別対応食
入院中の食事でお困りの際は、医師、看護師、栄養士にお声かけください。
担当栄養士がベッドサイドに伺い、患者さんの状態に合った食事の提案や調節をさせていただきます。
*がん患者さんの化学療法による食欲低下・口内炎・味覚異常に対して、お話を伺い食べやすいものに調整いたします
*脳疾患やその他の原因で食事が摂りづらい場合、食事形態・食器などを考慮いたします
*食物アレルギーへの対応
入院中の栄養管理について
医師、看護師と共に入院時の患者さんの栄養状態を評価し、栄養管理について検討や提案をしております。入院中に栄養状態に問題がみられた場合は、医師、看護師、薬剤師、検査技師、リハビリスタッフ、管理栄養士のメンバーによる栄養サポートチーム(NST)が全診療科を対象に栄養管理方法の提案を行っています。